ミヤザキリンの誕生秘話

ミヤザキリンの象徴は、「初心忘れるべからず」です。

 わたし(ミヤザキ政久)が沖縄で弁護士事務所を立ち上げて間もなく、ある先輩から案件を依頼されました。一通り案件が解決をみたとき、ご依頼者である先輩のお仕事がうまくいかず、弁護士報酬が支払えない状況に陥ったのです。わたしは、「弁護士報酬は今回に限り必要ないので、またお仕事の調子が良くなった時にでも仕事をご紹介ください」と先輩に申し上げたのです。

それから1年余り後、先輩の仕事が落ち着き、「あの時の弁護士報酬をお支払いしたい」と申し出て下さったことがありました。しかし、その当時に弁護士報酬の受け取りは不要と既に決めたことだったので、お気持ちは有難く頂き、報酬そのものは丁重にお断りしました。そして、「あの件は大丈夫ですから、これからもお仕事がんばってください!」と申し上げ別れました。

ある日、このご依頼者でもあり先輩でもある方が、高さ2メートルもあるキリンの置物を突如事務所にお持ちくださったのです。あの日のお礼をしたい、というご依頼者の強い思いがつまったキリンの置物でした。

キリンの置物を頂いてからしばらくして、その先輩から別の仕事の依頼を受けたのですが、その案件は簡単な文書作成で済んだこともあり、弁護士報酬も少額な案件でした。そこで、弁護士報酬を支払う段階になった際、私もいたずら心を出して「弁護士報酬のかわりに、先輩が以前連れてきてくださったキリンが、ひとりで寂しそうにしているので何かいい方法はないですかね。」と頼んだところ、先輩はキリンの奥さんと子供を連れてきたのです。そして、ずいぶんと大きなキリンの親子が誕生しました。
それからというもの、わたしは「キリン」を見かけると、キリン親子を想いだし、ついつい買い求めてしまいます。

「お金のために仕事をしているんじゃない、困っている人を助けたいという想いから弁護士の仕事を始めたんだ」

 キリンに囲まれていると、この初心を忘れずに仕事ができると信じています。

 弁護士という仕事から国会議員へ。県民にお約束した「人にやさしい政治」に立脚した経済、教育、社会保障、福祉、そして米軍基地の諸問題に全力で取り組みます。それは「この沖縄を豊かにするんだ」という初心を忘れないために。わたしにとって、「ミヤザキリン」は、初志貫徹のシンボルとして誕生し、己自身を見張る存在でもあるのです。