PROFILE プロフィール ミヤザキ政久
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( 2019年9月〜2020年9月) - 厚生労働副大臣
(2023年9月~) - 衆議院
- 外務委員会理事
消費者問題に関する特別委員会理事
国土交通委員会委員 - 自由民主党
- 幹事長特別補佐
沖縄振興調査会事務局長
国土交通部会長代理 - 議員連盟
- 性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟事務局長
沖縄の子供の未来を考える議員連盟事務局長
美ら島議員連盟
OISTの未来を考える議員連盟 など - 議員以前の主な役職
- 沖縄県更生保護協会理事長(現職)
沖縄県法律顧問
沖縄弁護士会副会長
内閣府沖縄振興審議会専門委員
沖縄県振興開発審議会専門委員
沖縄県行政改革懇話会委員専門委員長
沖縄県21世紀ビジョン懇話会委員
沖縄経済同友会常任幹事(基地・安全保障問題委員会委員長)
那覇市都市計画審議会会長
日本青年会議所沖縄地区協議会会長
経歴
私は、昭和40年8月、長野県生まれです。
父親は転勤族のサラリーマン、共働きの家庭に育ちました。母親は転勤族の妻なので、今でいうところの非正規雇用という形で働いていました。スーパーのレジ打ちや、電気の検針員、内職をしたり、今も給食のおばちゃんをしています。
ずっと団地に住んでいました。団地に住む前はアパート暮らしでお風呂がなかったんですね。団地には風呂がついていて、それが嬉しくて、妹と二人で水の入っていないお風呂に入って遊んでいたのを覚えております。
そうやって私は両親が働く背中を見て育ってまいりました。
大学を卒業後司法試験に合格をし、平成5年に沖縄にやってまいりました。
小堀法律事務所に採用してもらって、沖縄での弁護士生活が始まりました。
小堀啓介先生は、弁護士をしながら、沖縄県収用委員会委員長はじめ、沖縄マツダやスズケン沖縄の社長も務める働きぶり。
実はお父上が熊本の方である小堀先生が「沖縄のためだから、沖縄のためだから」と言って、体を使って、身を粉にして働いているその姿が、私にはすごく眩しかったです。
小堀法律事務所に入れてもらったときに、私は28歳、先生は61歳でした。
親と子以上に歳が離れておりましたので、その先生の“いぶし銀”のような輝きに、正直憧れました。
小堀事務所では「仕事に大きい小さいの区別はない」と教えてもらいました。
朝から仕事をして午前2時、3時までやり、一度帰宅してまた朝7時に出勤することも珍しくない。弁護士の仕事をカラダで覚えさせてもらったことが今も活きてます。
現在、弁護士法人那覇綜合(弁護士5名、事務局スタッフ7名)を代表しています。
弁護士の活動のかたわらで地域の活動に参加したり、刑務所や少年院を出所した人たちへの支援活動をし、また国、県の各種委員もつとめてきました。小堀先生から言われたことがあります。
「人を知ろうと思うな。お前の場合は、人から知ってもらうようにしないとダメだ。人から知ってもらって、かわいがってもらえるようにならないと、そしたら上手くいくよ」。
それ以来、地域のなかで仲間ができ、先輩と知り合い、また後輩の皆さんと付き合いができて、一人、二人、三人と輪が広がっていきました。様々な団体で全国会議があると、「沖縄の宮﨑政久です。」「沖縄からやってまいりました。」「沖縄はこう考えます。」「沖縄の立場からすると・・・」こんな話をする中で、私も仲間の力を借りて、沖縄の一員にさせてもらえたと実感し、嬉しかったのを覚えていまいます。
様々な公職で、弁護士業務以外に地域のための活動ができたことは私に沖縄を大きく意識させました。また、沖縄県が抱える様々な問題への対処を求められ、この島と自分の関わりを深く意識させられました。
私は、この沖縄という地域に根差した生き方をしようと思っています。
沖縄第2選挙区 浦添市・宜野湾市・読谷市・嘉手納町・北谷町・北中城村・中城村・西原町
第2選挙区には、沖縄が抱える問題と日本の矛盾が凝縮して存在しています。
基地、安全保障の問題、十分な雇用機会の創出など、実は沖縄という地域の問題ではなく日本全体の問題として解決しなければならない課題があります。教育や子供の基礎学力向上対策、待機児童や無認可保育施設の問題など身近な課題も山積しています。
また、今後返還される米軍基地も2区エリアに集中していることから、これからの島づくりには2区エリアのもつ可能性を十分に生かす必要があります。
この第2選挙区の課題を解決することが沖縄を発展させることになり、沖縄から始まり日本全体が飛躍することへの象徴となります。誰でも子供の時は「学校」が人生のステージ。大人になれば、「仕事」や「職場」が人生のステージです。
誰もがこのステージにあがって、一度しかない人生を充実して過ごせなければならない。仕事をして、給料をもらい、家族を養う。
あたり前の社会をしっかりと実現したいのです。
私は、高校生から小学生まで3人の子供を育てる父親です。子供たちの世代へ課題や借金を先送りする政策はとれません。
将来、子供たちが大人になったとき「お父さんは、お前たちの時代のためにしっかりと課題を解決してきたよ。」と胸をはってバトンタッチしたい。
今の時代を生きる者として、今の時代に責任をもつとともに、次の世代に対して責任をもって生きていく。私も「責任世代」のひとりです。
これまでは沖縄の問題をハートに解決してくれる本土の政治家がたくさんいました。
しかし、時代は移り、今や頼るべき相手はいません。だから、私たち自身が課題解決のために行動しなければならないのです。
気づいたものが行動して、リスクをとって一歩前にでる。リングの外から文句を言っているんじゃなくて、「一緒に解決しよう」とその中に一歩足を踏み出す。
そういう行動の積み重ねが周りの信頼となり、エリアを超えて解決へ動く仲間を得ることが出来ると思っています。
私は、責任感と志をもって行動します。
そして、沖縄の問題と言われている、実は日本の問題を解決するためには、架け橋にもなりたいと思っています。
本土で生まれた私が衆議院選挙に挑戦することに、違和感を感じる方がいらっしゃることも承知しております。
ただ私は、沖縄の今と将来のため、課題解決に行動することを決断しました。
そして、この決断は、私一人のものとはなく、私の背中を押してくれる同じ思いを持った仲間との決断・メッセージでもあります。
繰上当選により衆議院議員として3期目の国会活動を開始することができました。
先の選挙から約1年、ようやくこの日を迎えることができました。
落選中の1年間、地元を何万軒も訪ね歩き、皆様から時には厳しく、時には温かく、多くの声を聞かせいただきました。
こうした声を国政に届けることが私から皆様への恩返しと思い、初心に立ち返り、沖縄のため、そして国のために全力を尽くしていくとの決意を胸に、日々活動しています。
比例当選により衆議院議員として4期目の国会活動を開始することができました。
県民、国民の皆さま、支援を頂いた皆さまに改めて恩返しをする機会を頂きましたことを素直に喜び、また一から精進し、活動してまいります。
主な著書・論文など
- 「交通事故に関する弁護士活動マニュアル」 (共著・1997年 第一法規出版)
- 「会社役員をめぐる法律相談」 (共著・2001年 学陽書房)
- 「会社と社員の法律相談」 (共著・2005年 学陽書房)
- 「労働時間管理のため、今企業がなすべきこと」(共著・2008年 『月刊経営2,3月号』沖縄県経営者協会)
- 「適正な人事管理のために」(共著・2010年 『月刊経営6,7月号』沖縄県経営者協会)